
イベントニュース
『秋のミニ・スポーツフェスタ 西宮まち歩き』を開催しました!
2020.12.12
今回の西宮まち歩きは、『秋のミニ・スポーツフェスタ』の一環として、
・秋の紅葉とちょっとしたスリルを味わえる武庫川渓谷沿いの福知山線廃線跡
・関西の奥座敷として有名な有馬温泉にある紅葉の名所巡り
の2コースで実施しました。
今回は、2つのコースで39名の参加となりました。
1 福知山線廃線跡コース
まず、JR名塩駅に集合し、軽く体操。諸注意の後、出発しました。
まもなく、福知山線の廃線敷に入ると、切り立った武庫川の渓谷美と巨石が転がる風景に圧倒されました。川向かいの山は、紅葉が進みいい感じです。
(武庫川渓谷の写真)
今回は、ベストシーズンということもあってか、多くのハイカーが訪れていました。
(トンネルと急流の写真)
福知山線の廃線跡であるこのコースには、鉄道標識、枕木などが今でも残って入るほか、6つのトンネルがあり、最長のものは400mを超えます。照明はなく、中は真っ暗で、ちょっとしたスリルを味わいました。
また、トンネルを抜けると、見える風景が大きく変わり、迫力ある急流が!
(鉄橋とトンネルの写真)
さらに、トンネルを抜けるといきなり現れる鉄橋が「第二武庫川橋梁」。今では、鉄橋の線路は歩道橋に改修されており、かつては鉄道からしか見られなかった景色を楽しみました。
(武田尾解散の写真)
こうして、武庫川渓谷沿いの、昔、蒸気機関車が走っていた真っ暗なトンネル、武庫川を渡る鉄橋などを約7km歩き、最後は、JR武田尾駅で解散しました。
2 有馬温泉にある紅葉の名所巡りコース
2つの目コースは、有馬温泉にある紅葉の名所や源泉を巡るコースです。
集合場所は、神鉄有馬温泉駅近くの湯けむり広場。諸注意後、出発しました。
ねね橋を渡り、杖捨坂~杖捨橋と進み、最初の見どころ瑞宝寺公園に到着です。
瑞宝寺は、秀吉に愛された場所のひとつで、秀吉が「いくら見ていても飽きない」と褒めたことから名づけられたのが、「日暮しの庭」です。今は廃寺となっており、その跡地が整備されたのが瑞宝寺公園です。
園内では、まるでもみじのじゅうたんが敷き詰められたような風景を満喫しました。
続いて、こぶし道へ進み、次の見どころの炭酸泉源(炭酸泉源公園)に到着。
「炭酸泉源」の名のとおり、炭酸ガスを含んだ温泉で、有馬土産として有名な炭酸煎餅はこの炭酸泉を利用して明治40年頃からつくりはじめられたそうです。
この泉の水は飲むこともでき、何人かがチャレンジ! お味は、砂糖の入っていない、ミネラルウォーターといった感じでした。
最後は、鼓ヶ滝公園に向かいます。
公園の手前の道から、すでにもみじのじゅうたんが始まっていました。
もともと、鼓ヶ滝は、うっそうとした木々の間から、ポン!ポン!と鼓を打つかのような軽やかな落水の響きが滝壷から聞こえていたことに由来する名称ですが、阪神淡路大震災で岩が崩れ、水の流れが変わってしまったため、現在はその音は聞くことができなくなったそうです。
カエデの紅葉が美しい鼓ヶ滝の前で、しばしの休息です。
そして、最後は有馬温泉街に戻り、金の湯の前を通ってお土産物屋さんが並ぶ太閤通で解散しました。
今後も、四季折々に各地の見どころを巡るまち歩きを計画しています。
ぜひ、ご参加ください。
浜甲子園体育館・能登運動場 藤本